MASTERキートン、或いは美味しんぼ

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連載当時、コ○助は「こんな天才的な話を書く勝鹿北星って誰なんだろう」と思っていたので、ほとんど原作を書いていなかったという事実を知ってプチショックを受けているなりが、クレジットや印税比率をめぐって両者の間で話し合いが持たれたのは事実のようなりよ。ただ、この時点では勝鹿北星氏側も増刷に合意しているようなので、絶版に至るほどの話では無かったなりね。

ところが、話がややこしくなるのはここから。勝鹿北星氏と共に「ゴルゴ 13」の原作を書き、古くからの「盟友」であった「美味しんぼ」の雁屋哲氏が「『勝鹿北星』の名前が小さくなることは断じて許せない」と小学館に強く抗議したため、小学館が増刷に踏み切れないというなりよ。本来ならば、そんな抗議があったとしても小学館勝鹿北星氏の間で合意に至っていれば何の問題も無さそうなりが、残念ながら勝鹿北星氏は昨年12月に他界。当事者が亡くなられたことで、事態は小学館雁屋哲氏との調整という、変な方向へと話が進んでしまっているなりね。

……なんだか謎ですな。これだけだと雁屋さんがアレな感じだけどどうなのか。
美味しんぼは一時期はまってました。実家のほうに60巻ぐらいまであったかな。戦後の韓国とのなんだかんだを知る入り口もこれだったり。まあ主義主張が行き過ぎっていう気がするし、どっか甘いし、そんなわけで読まなくなったんですが、面白いことは確か。うまくいえないけど、もっとこう鋭くなれるはずだと思います。そんなことしたら部数が減りそうですが。