2008-01-01から1年間の記事一覧

歳末御礼/今webで読んでいる文芸

今年ハイクをはじめてからなおさらにweb上のテキストを読むことが増えた気がする。いまwedで私が読んでいるものを日頃の感謝を込めて紹介。リンクにも入れておこうと思う。はてな界隈から見つけてくるのではてなにid持ってる人が自然多い。どの人も今更私が…

今年撮った写真

全部ハイクにいちどは貼ったけど、今年撮ったので、めぼしいものをだらーーーっと並べてみる。17枚。

道満晴明「最後の性本能と水爆戦」

最後の性本能と水爆戦 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)作者: 道満晴明出版社/メーカー: ワニマガジン社発売日: 2008/12/10メディア: コミック購入: 30人 クリック: 218回この商品を含むブログ (56件) を見るパロディ、ナンセンス、グロテスク。喜劇なのか悲…

ベクシンスキーの画集が重版

ハイクにもかいたんだけど、品切れだったベクシンスキーの画集が重版するらしいと復刊ドットコムからメールが来た。ふたば二次裏住民ならずともおすすめ。重くて暗いけど見たら忘れられない絵。 http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=41188725 も…

性欲とか

やっぱり性的なものってどこか対象を物に化することに繋がってるんじゃないだろうか。性的興奮の中には対象を物としてみたい、物みたいに扱いたいという欲動があるんじゃないだろうか。 対象が自分と同じ、見られることに対して様々な感情を覚えうる主体であ…

容量不足の読書

「何かを面白いと思って受け入れるには愛情と情熱を割り振らねばならない」ということであって、趣味を持つ人間はそのキャパシティを節約して生活する知恵も持っていて然るべき、というハナシです。 あくまで肝心なのは、「今は自分のために面白がらないでい…

とよ田みのる「FLIP-FLAP」

下手だとやりたくなくなるし、やりたくないのにやってると惰性になるし、自分があまり上手くない、なかなか上手くならないものを好きでい続けて、本気でやり続けるっていうのはとてもすごいことだ。そういう意味では、主人公の深町くんより、ヒロインの山田…

アマチュアリズムとライフハックの精神

「何とかをする10の方法」的記事はいつでも人気だけど、生活改善をそもそもそれほどしたいと思ってない人間にライフハック記事を放り投げるのはクマにアスパラガスのようなもので、食えるかもしれないけど多分食わない。 それよりも「ライフハック」って言葉…

原民喜「気絶人形」

くるくるくるくる、ぐるぐるぐるぐる、そのお人形はさっきから眼がまわって気分がわるくなっているのでした。ぐるぐるぐるぐる、くるくるくるくる、そのお人形のセルロイドのほおは真青になり、眼は美しくふるえています。みんなが、べちゃくちゃ、べちゃく…

自己責任とか何とか

そうか、不幸や不都合の中にいる人に対しては、 「私が手伝います」 か 「何も出来なくてごめんなさい」 かあるいは立ち去るか。 大切なのは助力を断られても恨まないこと、何が本当にその人に必要なのかを考えること、自己弁護の為にしないこと、本当に出来…

今日の思いつき

よく考えると本気のニートを見たことがない。本気のニートというのもなんだが。ニートといっても引きこもったりなにかの事情で屈託を抱えて働けなかったりしている。明日を知らずに遊び呆けている人間はフリーターしてたりする。

サカナクション

youtubeで聴きすぎだったから、GO TO THE FUTUREとNIGHT FISHING、2枚アルバムが出てるけど両方買って聴いている。リズムがいい。歌詞も極端にならない感情をリズムに上手く乗せていていい。何度でも聴ける感じ。 あと2000円以下なのもうれしい。

長所について

世の中の人には絵が描けるとか楽器が出来るとかプログラミングが出来るとか数学が出来るとか多言語話者だとか博覧博学だとか服が作れるとか料理が上手いとか掃除が上手いとか容姿に恵まれてるとかいろいろ能力があるが、そんなことを複数出来る人も多い。 ま…

ひどいものを見る

床に置かれた紙袋の中でケーキはぐちゃぐちゃになって積み重なっているだろうに、嬉々として「今夜の夕食だ」と次々に皿からケーキを落としていく姿は、浅ましいとかそういう感想を通り越して、ただただ哀れだった。 http://www.pure.ne.jp/~mizuha/naisyo.h…

デジカメ買った

携帯のカメラに飽き足らずにデジカメを買ってしまった。小学生のような勢いで早速撮った写真。

ひとこと感想

ハイクにも載せたけど。 ポール・アンダースン「タウ・ゼロ」。レイモントもリンドグレンもマッチョで好かん。チェンかわいいよチェン。 泉和良「エレGY」。期待してたSF要素がなくて残念。でも最後のほうの手紙とかメモとか上手いし、創作に一番大切なもの…

あらゆることのやる気が減少傾向

冬眠?

はてなハイク、夏の感想

毎日の些事をハイクに書くようになったので最近ここがあまり日記として機能していない。 日記と言えば今年の夏もとくに何事もなく夏だった。3年前の日記を読み返してみても同じだったらしい。後悔はない。

村上春樹についてのメモ

・詳細な描写よりはイメージの組み合わせで語る(例。イルカ、図書館、女の子) ・そのせいで読みやすい。 ・イメージの組み合わせが破綻して陳腐になってるのがカフカ。ぎりぎりのところで留まってるのがねじまき鳥。 ・だから長編よりも短編のほうが慣れな…

自転車創業「そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ3 ※この世界で2の発売予定はありません。」

やっとやっただらよ3※。パズルの面白さは相変わらず、前作からのストーリーの決着もあってクリア後の満足感はひとしお。 以下攻略に関係ない感想。ネタバレあり。

新宿ビル写真

平民新聞さんの企画に参加。今年の2月にまとめて撮ったもの16枚。どう歩いたか少しわかる。 第1回日本ケータイ写真大賞(賞金200万円)を創設します - 平民新聞

スガシカオ「FUNKAHOLiC」

ちょっと遅くなったけど聴いた。いつも買ってる理由のひとつはやっぱり、身近でどろどろした、みっともない感情を歌詞に入れる人をスガシカオくらいしか知らないからだと思った。 「明日から笑われずにすみそうだ」とか「信じていれば気持ちは伝わる? ふざ…

唐辺葉介「PSYCHE」

冗舌な独白体は噂どおりに瀬戸口廉也っぽい。幻覚に至る一応の理由のようなものは後半で明らかになるのだけれど、それも妄想か事実かわからない。 あんまり書くことないというか書けない。幻覚の繰り返しが読者の体力も奪ってくれる。そういうのが好きなら。

感想と解説と書評の違い

つまり物語そのものだけじゃなくて,その周辺情報について解説・評価すれば,自分自身の内面世界を全く描写することなく,楽々と(しかもそれっぽく)文字数を稼ぐことができる. http://anond.hatelabo.jp/20080904071936 読書感想文は、読書をして自分がど…

福田総理辞任

前にも書いたようになんとなく好きな政治家なので残念。

ちょっと浮き足立っている

自分が不案内なことを言わないとしたら世の中の床屋政談の9割は吹っ飛ぶだろう。俺も含めて。知らなければいうなというのは乱暴だけど、でも知りもしないでいいたいこといってるだけというのも。 「外野は黙ってろ」っていうときにもともと分からせる気がな…

高知県春野町白バイ事故

既存のメディアもインターネットも、明らかに現在進行形で不正がなされているのに何も出来ないでいる。運転手の方と、家族の生活が少しでも良くなってほしい。 http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008082201000673.html http://kikko.cocolog-nifty.com/kikk…

経験値をお金で買うとか/そうですね、レベル上げでしょうか。

うさだのlsさんがネットゲームのRMTについてで言っていることそのものなので今更感がある。 自分なりにまとめると、「ゲームがゲームであるには、掛けた時間そのものに意味がある必要があって、無意味化されるならそのシステムはゲームではなくてただの作業…

はてなハイクで書いた文章

が増えてきたので、ダイアリでも残しておこうと思う。Hatena Haiku Searchから手動で写して、[創作]カテゴリに目次を作った。 https://sckr295.hatenablog.com/entry/00000101/index 落書きとか写真とかはフォトライフがあるからあとで見やすいけれど、これ…

ネットとリアル

とかいう言い方があるけれど、リアルの反対はフィクション、現実の反対は虚構なのだから、「リア充」に代表されるような言葉は少し使われ方に間違いがある気がする。 たしかにネットでのコミュニケーションは人格が見えづらいし、外見や語調より文体が好悪の…