2010-01-01から1年間の記事一覧

上から目線納め

古来火星人襲来、飛躍するならば黒船来航さらには死の舞踏の時代からメディアというものの主要な機能の一面は恐怖の伝播であった。 最近インターネット上で見た話題から恣意的に、警察官のあるジャーナリストへの不当な取調と、東京都のマンガアニメ表現規制…

今年もあと三十分で終わりだというのに

ブログを放置したままである。数日前にハイクに書いたのを適当に貼りつけて更新する。

さらにあっというまに

二ヶ月が過ぎました。うそです。そんなにあっというまでもなかった。しかし日記はさぼった。どうも読書やあれこれの感想をつけるのが億劫だ。 試験は落ちましたのでまた来年。来年も筆記が通らなければ諦めるべきかと思う。

あっというまに

九月がとんでしまった。公務員試験はちょっと失敗したのでおそらく通るまい。

リチャード・ブローティガン『アメリカの鱒釣り』『芝生の復讐』『西瓜糖の日々』

『アメリカの鱒釣り』はよくわからない本だった。不思議な話だった。幻想というか、椅子に座ってぼうっとしてるときのような空想が、現実の出来事の記述に挿入されたりまぜこぜになったり。以前(これも去年の十月か)読んだ『芝生の復讐』のほうが似たよう…

ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『故郷から一〇〇〇〇光年』『愛はさだめ、さだめは死』

手元の記録によると『故郷から一〇〇〇〇光年』は去年の十月五日には読了しているらしかったが感想は上げていなかったようだ。 人間や性、愛、世界、運命、そういうものに対しての無常感と違和感。私はエイリアンだからこんなところにはとても耐えられない、…

田辺聖子『ジョゼと虎と魚たち』角川文庫

前にサガンの『ブラームスはお好き』を読んだときも同じだったけれど、だいたいが中年の女性の恋愛ものなので、普段読んでいる小説と大分毛色が違ってついて行くのが難しかったが、人間をみっともなさや冷酷さや優しさ、及ばないところや優れたところなどが…

尾形亀之助『色ガラスの街』『雨になる朝』『障子のある家』

なんだか概ね簡素で短くて平板で退屈なんだけど、それがかえって自由で枯淡にも思えて、慣れてくるとときどき奇妙なところやロマンチックなところ、寂しさも感じられるようになって、不思議と気に入ってしまった。 そんな後で『雨になる朝』の後記や、『障子…

今年の新潮文庫の百冊から二冊

yondaグッズ(今年はバンダナらしい)を貰おうと思って二冊読んだ。有名どころをつまみぐいする読書癖のせいで読んだり積んだりしてない百冊が年々少なくなっていく。 南直哉『老師と少年』新潮文庫 自分探し分野の禅問答入門といった感じか。シンプルにわか…

私は気分に従ってだらだらするのが好きだけど

芸事は風呂掃除に似ている。毎日やってるとどこが綺麗になってるかよくわからないけどやらないと確実に湯垢が溜まる。 しかしこれが趣味としての芸事だったらどうだろう。やって楽しさや充実感を得るのが主な目的ならば、気の進まない時はやらなくていいとも…

月報月記五月版

田舎に引っ込んでから一ヶ月半が過ぎました。半日に足らない農作業の手伝いなどをして毎日暮らしております。来月の公務員試験も受けるつもりですが試験対策は進んでません。不規則生活が出来なくなったのでブログの巡回とかは停止しました。twitterやハイク…

実家に引っ込む

あまり要らない物を買わないようにしているつもりだけど、それでもいろいろ荷物は多かった。

電子書籍についての覚書

紙は十数枚なら薄くて軽い。何百枚となると厚くて重い。電子書籍は検索がしやすい。電源がいる。持ち運べる電源には寿命がある。モニタがいる。モニタは大きくすると折り畳めない。 私が二百ページの文庫本一冊を持ち運ぶなら紙のほうが便利だけど、十冊まと…

卒業しました

卒業です。学士です。無職です。 ネットの内外で私と親しくしてくれている方々の毎回のご厚誼に御礼を。私はなかなかに幸運です。 これからもどうにかなんとなく生活するつもりなのでよろしくお願いします。

確定なんだけど実感がない

単位は取れていたので十九日に卒業式のはずです。

おっと

書かなさすぎてこのままだと二月に穴が開いてしまう。 学校にまつわるあれこれはほとんど終わりました。三月十一日に卒業判定です。

最近の労働関係のニュースの多さはどこからやってきたか

※誰かの考えの足しになるかもしれないので、大学で書いたものを短くして載せておこうと思う。 正解はバブル崩壊前に書かれたこの文章からわかる。 まず、低賃金労働層をどのように評価するかということである。現在の低賃金層は生きていくため、食べていくた…

あけましておめでとうございます

個人的にいろいろあけてないですが。わしの二〇〇九年はまだもうちょっとだけ続くんじゃ…… 一昨日帰省の際に兄夫婦と落ち合うことになっていつもとちょっと違うルートを通ったのですが、歳末の甲州街道は人通りが少ないけれど車道はクラクションが何度も長く…