感想と解説と書評の違い

つまり物語そのものだけじゃなくて,その周辺情報について解説・評価すれば,自分自身の内面世界を全く描写することなく,楽々と(しかもそれっぽく)文字数を稼ぐことができる.

http://anond.hatelabo.jp/20080904071936

読書感想文は、読書をして自分がどんな影響を受けたかを書くもの。


本の内容を紹介するのではなく、自分の内面を紹介せよ、ということです。
……
「解説」「解題」というのはあくまで作品紹介です。


「主人公のたどる運命には、作者の不遇な幼少期の経験が反映されている」
「前二作の執筆を経て、作者の文章表現の技術にも安定が見られてきたと言えよう」


みたいなやつ。

http://d.hatena.ne.jp/filinion/20070831/1188565304

いまいち区別がついてなかったんだけど、今日のここら辺を参考にすると、感想は作品を自分に引き寄せて書く、解説は作者や作品の分析をしながら書く、書評は作品をそのほかのものと結びつけて書く、ってことになるのだろうか。そう考えるとわかりやすい気がする。