2008-01-14から1日間の記事一覧

サガン「悲しみよこんにちは」

最初に開いてから一年ぐらいかかった。 内容や読後感はとてもいい。発表当時激賞されたというのも頷ける。 17歳の倦怠や放蕩のなかでのちょっとした悪意が悲劇に変わってしまうんだけど、それを正面から後悔するわけでもなく、ただ鈍い痛みだけが残る。それ…