自転車創業「そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ3 ※この世界で2の発売予定はありません。」

やっとやっただらよ3※。パズルの面白さは相変わらず、前作からのストーリーの決着もあってクリア後の満足感はひとしお。
以下攻略に関係ない感想。ネタバレあり。



・結構ストーリーに恋愛の絡む割合が多い。だらよよりさらに多い。あのすばもそうだったけど、べつに恋愛を避けてるわけではないのだろう。
・ここのゲームの主人公は自分のしたことに確実に落とし前をつける、というか、自分の行動の責任をどこまでも背負う。既にしたことでも、これからすることでも同様に。主人公以外にはその責任感はあまり求められていない。
・基本的にエンディングがひとつだったのが今回は少し違う。
・上でいった主人公の持っている責任感や、時間の流れという題材、ゲームシステムとしてのANOSのように、自転車創業のゲームは、ノベルゲームの選択肢とリトライを強く意識している。
・そこに、「やりなおし」があるとすれば本当に許可されていいのか、という疑問があのすばから共通してあるように思う。もっと穿ってみれば、簡単にリセットとリトライが行われるコンピューターゲームそのものの遊び方への苛立ちのようなものも感じられる。
・そして私はその姿勢がわりと好きだ。