明治神宮

麻雀をした後に原宿で友達の買い物を付き合って、ついでに一緒に明治神宮に寄ってみた。6年も東京にいて初めて行った。
表参道とか神宮前とか言うけど、明治神宮のことだとはっきり認識したことはなくって、そもそも新宿や原宿の近くに大きい森があるってことがどうも頭に入ってなかった。そのせいで境内に入ってひどく違和感があった。
中はブナだったかナラだったかの広葉の森で、そもそもそんな森に馴染みはないし、鳥居をくぐってまた鳥居から出るまでに喧騒とか、森の中からはドコモビルがかろうじて見えるぐらいだから、目に入る人工物とかの差異が大きくて、なにか100kmぐらい離れた知らないところに跳ばされてしまった気がした。
天皇制とか明治の体制にため息が出た。都心にあれだけの森を残すものなんだなあ、と。善悪の判断からは逃げるにしても。
何かいわくありげな黒塗りとか、顕彰会? の看板とか、結婚式とか、七五三とかで賑わっていたのも印象的。連れの友人も神社の空気を満喫していたようだった。