きづきあきら+サトウナンキ「まんまんちゃん、あん。第三巻」

そうだよなあ、といちいち辛くなりながら最終巻を読み終わった。
自分のしたいこと、ほしいものってなかなかはっきりとは理解できないし、他人のそれならなおさらだし、しかもその自分と他人の希望と周囲の環境とのすり合わせも難しいし、さらにそんな自分も他人も一秒ごとに変わっていってしまって、形あるものとして捉えることなんてできない。
そういうしがらみのなかを懸命に、よりよく生きようとする人たちの話だったと思う。ほんと辛かった。