読んだメモ

グレッグ・イーガン祈りの海」。自分の思っている「自分自身」が作り物だったら、という話が多いような気がした。いくつか、この設定は正しいのだろうか、とか、この設定だったらもっと違った展開にならないか、とか考えてしまった。そんな風に気になってしまうような面白さ。「祈りの海」は個人的な宿題だったので読めてよかった。
オースン・スコット・カード「無伴奏ソナタ」。惨酷な話が多かったと思う。歯車に巻き込まれるようにして人が生きたり死んだり。でもその描写がぞんざいではないので胸に詰まる。