他人の人生を考えるときに

誰かの人生について考えることがある。偉人だとか、過去に名を残した人や、現在の著名人や自分の中で重要な人について。
そういうときに私はその人の人生とは、というよりも、むしろその人の生活とは、という言葉で考えたいと思う。
人生、という言葉で私が思い浮かべるのは、伝記に書かれるような、その人の人生のうちで特別な一日の繋ぎ合わせだ。ニュートンが落ちる林檎を見たその日、ガリレオが恭順のサインをしたその日。
生活、という言葉でなら、その人の人生の特別でない一日のことを思うことができる。ニュートンが大学で講義をして過ごした日、ガリレオがひっそりと書き物をして過ごした日。
そういう特別でない一日の、その人の行住坐臥のことを考えると、特別な日のことをより一層よくわかることができる気がするのだ。
 
じーんせいひっつっじっ♪ ひっつっじっ♪ ひっつっじっ♪
じーんせいひっつっじっ♪ 苦もあーるさー♪